実は家電だけではないのです。
パナソニックといえば家電、と連想する人が多いと思います。
もちろん間違いではないのですが、それはほんの一部に過ぎません。
皆さんが毎日くらす「家」を切り取ってみても、実は普段あなたが意識をしていないところでパナソニックはくらしを支えています。
「家全体」「食」「家事」「美容・健康」4つの場面でパナソニックの取り組みを覗いてみましょう。
家全体(スマートHEMS)
エネルギーをムダなくかしこく
「未来のあたり前」となるように
パナソニックは「スマートHEMS」という管理システムを多くの家庭に提供しています。
HEMSとは、「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略で、家庭で使うエネルギーを節約するためのシステムです。
このシステムを家電や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」したり、AIやIoTを活用して家電機器を「自動制御」したりします。
政府は2030年までに全ての住まいにHEMSを設置することを目指しています。(※)パナソニックも、各家庭でエネルギーをつくりだし、かしこくコントロールすることを「未来のあたり前」にすることで、生活の快適さと地球環境への貢献を両立する住環境づくりに取り組んでいます。
※ 平成24年「グリーン政策大綱」(内閣官房 国家戦略室)よりパナソニックのスマートHEMSでできること
「AiSEG2(HOME IoT)」と「スマートコスモ(分電盤)」という制御機器を提供し、他社機器も含めて家中の家電や電気設備、そしてスマートフォンなどのデバイスをつないで様々な「あったらいいな」を実現しています。
食(キッチン家電・調理家電など)
おいしい感動を
世界中の人々へ
電子レンジや炊飯器、冷蔵庫など、私たちが毎日あたり前のように使う調理家電。
実はパナソニックはキッチン・ダイニングで使用する調理家電のほぼすべてを扱っている数少ないメーカーです。皆さんの家にもパナソニックの調理家電が1つはあるかもしれません。
私たちの家電を通じて世界の多様な人々が「料理をすることが楽しくなり、おいしさの感動を日常で味わえるようになる」ことを目標とし、国や時代ごとに異なる「おいしさ」や「ライフスタイルのニーズ」に対応していけるように知見と技術を結集して商品開発に取り組んでいます。
より早く、より便利に、
「おいしい驚き」を食卓へ
幅広い調理家電をつくっているユニークなメーカーだからこそ取り組めることもあります。
例えば、昨今は「冷凍」のニーズが高まっていますが、冷凍保存をしたり、冷凍食品をおいしく調理したりすることに難しさを感じている方も少なくありません。そのようなお客様の課題を解決するためには冷蔵庫と電子レンジの「連携」がポイントとなります。
パナソニックの電子レンジにつけている「凍ったままグリル」機能を意識したうえで、冷凍庫につけている「はやうま冷凍」機能の凍結方法を工夫する開発をしていけば、より早く、便利に「おいしい食事」をつくれるようになるのです。
環境と人生の豊かさのために
日本のくらしへ「新しいあたり前」をつくる
日本では便利なキッチン家電がすでに数多く普及しているように思われますが、欧米と比べるとまだまだ普及率が低いものがあります。それは「食洗機」です。
欧米では約70%の方が食器洗いを食洗機に任せていますが、日本では半分以下の約30%程度にとどまります。日本では食器洗いは手洗いで十分、と考える方も多いのですが、欧米ではただ楽をするために食洗機を使うわけではありません。
仮に、一生を通じて食洗機を使用した場合、平均約「260万リットルの水」と平均約「460日分の時間」を節約できる計算になります。 (※)食洗機は生活の利便性だけを追求するものではなく、環境と人生の豊かさにも寄与するのです。国内トップのシェアを誇るパナソニックだからこそ、日本のくらしに「食洗機があるあたり前」をつくっていく使命があるのです。
※ パナソニック調べ 23歳から81歳の58年間食洗機を使用した場合に、水の使用量とかかった時間を手洗いで食器を洗った際と比較して算出。(サンプル: 7年間1人で食洗機TML1、2年間2人で食洗機TSK1、5年間4人で食洗機TSK1、10年間4人でTZ300、32年間4人以上で45MD9Sを使用した場合での比較)家事
長く過ごす空間を快適に
生活の中心となるリビングルームでもパナソニックが身近なところで貢献しています。
例えば「空気」です。家族やペットなど、多くの仲間で長い時間を過ごすからこそ、快適な空気環境を保つことはくらしの質を上げるうえで非常に重要な要素となります。 世界的な気温上昇が続く中、エアコンは必須の家電となりつつありますし、空気中の様々な汚染物質(菌・ウイルス、カビ、花粉、アレル物質、ニオイなど)を抑制することで、清潔な空気をつくりだすことへのニーズは非常に高まっています。
このようなニーズから、パナソニックの代表的な技術の1つである「ナノイーX」(※)を搭載したエアコンや、空質空調社の代表的な商品である次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」は多くのお客様から支持されています。
※ 空気中の水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの微粒子イオン。一般的な空気イオン(マイナスイオン)の約1000倍(体積比)の水分に包まれており、安全かつ様々な汚染物質の抑制に効果があることが科学的に実証されています。次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 Ziaino ペットエディション
まだ「あたり前」ではない世界が存在する
その生活インフラを支える
毎日何度も使用するスイッチやコンセントなどの配線器具、お部屋を照らすLED照明器具もパナソニックの主力商材です。
特に配線器具では国内で80%以上という圧倒的なシェアを誇り、海外でもインド・トルコ・ベトナムなどに大きな拠点を構えて周辺国も含めて多くの国と地域に安全に電気を使える環境を提供しています。
日本でくらす私たちにとって、安心・安全に電気が使えることは「あたり前」ですが、世界にはそれがあたり前ではない地域がまだまだ存在するのです。
パナソニックはなかなか目につきにくい、けれど重要な生活のインフラを支えています。
掃除における普通を疑い
新しい発想で「あたり前」をつくる
掃除機は「コードレス」に需要が移っています。
国内市場規模は約800万台でそのうちコードレススティックタイプが60%程度を占めます。そのような中でパナソニックが「新しい定番」として市場に投入したのが、掃除機本体からダストボックスを切り離したセパレート型コードレススティック掃除機です。
ダストボックスを別にするという新しい発想で、掃除における「収納の面倒」「重さの面倒」「ゴミ捨ての面倒」から解放することをコンセプトとしています。
既存の分野でも常にお客様のお困りごとを解決するために商品・サービスの進化を続けているのです。
美容・健康
テクノロジーで、
確かな効果を
髪型がきまる、肌の調子がいい、そんなちょっとした変化で心が踊る。皆さんも一度はそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。パナソニックは年齢や性別にとらわれず、心地よい自分を探そうとするすべての人に対して真摯に向き合い、一人ひとりが願う美しさを「テクノロジーと科学のチカラ」で実現していきたいと考えています。
髪ケアの「進化」
ドライヤーに新しい常識を
代表的な商品として「ナノケアドライヤー」があります。
パナソニックが2005年から発売し、今も進化し続けて日本の多くのお客様にご愛用いただいているシリーズ商品です。
それ以前、ドライヤーは「髪を速く乾かすこと」に特化したものでしたが、ナノケアドライヤーは前述した「ナノイー」を搭載することによって「髪を乾かしながらトリートメントする」という新しい常識をつくり出しました。
毎日使うものだからこそ、品質・機能・使い勝手・デザイン、そして環境に配慮したモノづくりにこだわりたい。パナソニックの商品開発にかける想いはぜひ関連リンクからご覧ください。
高浸透ナノイー【パナソニック公式】
5枚刃を、手のひらに
「シェーバーの新しい定番」
デザインといえば、電気シェーバー市場の常識をデザイン起点で覆した商品があります。それが「ラムダッシュ パームイン」です。
従来のシェーバーと異なり、「持ち手」が無く全体的に丸みを帯びたフォルムで、一見するとワイヤレスイヤホンのケースのような形状の商品です。電気シェーバーといえば大きくゴツゴツとしていて、普段目にする場所に飾っておくようなものではなく、出勤時や旅先に気軽に持ち運ぶことも難しいのが当たり前でした。
ラムダッシュ パームインは「従来のシェービングという行為自体を見直したい」そんな開発者たちの想いから生まれた商品です。 電気シェーバーとしての性能を一切落とすことなく、インテリアとしても美しく、外出先にも持ち運びたくなる「シェーバーの新しい定番」としてお客様へご提案することで、当初想定を大きく超えるヒット商品になりました。こちらも開発秘話を関連リンクでご紹介していますのでぜひご覧ください。
商品紹介【パナソニック公式】